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蓄電池で節電する方法
2024.2.5

節電のイメージ

蓄電池で節電する方法

蓄電池を用いて節電する方法は大きく分けて2つです。

  • ・ソーラーパネルを使用し、太陽光で充電する
  • ・電気代の安い夜に充電を行う

ソーラーパネルを使用し、太陽光で充電する

ソーラーパネルで太陽光発電を行い、蓄電池に電力を貯めることで、電気代を節約することができます。晴れた日であれば、無料で電気を貯めることができるのは大きなメリットだと言えます。近年、モバイルソーラーパネルも世に出ており、持ち運びも簡単に出来るものも増えています。ソーラーパネルとセットで使用することで、太陽光で貯めた電力を必要な時に使用することが出来ます。さらに、蓄電池も持ち運び可能なサイズで大容量の製品を選べば、必要な家電の近くに置くことで、単なる置き場所の確保ではなく、新しいコンセントを確保したと考えることも出来ます。

蓄電池は自然放電しにくい設計になっているので、一度貯めた電力は少しずつしか減らないので、定期的なメンテナンスさえしていれば、普段は置いたままでも大丈夫というメリットもあります。

電気代の安い夜に充電を行う

電気代の契約状況によりますが、夜間の方が電気代が安いプランの場合、夜間に蓄電池を充電し、貯めた電力を昼間に使用することで、節電効果が期待できます。夜間のうちに貯めた電力を昼間にパソコンやスマホ充電に使用することで、安い電気を使用することが可能になるのです。昼間に電気を使用することが多い人や、在宅勤務を行っている人は蓄電池を夜間に充電する方法を試してみましょう。

蓄電池の具体的な節電方法

次に、蓄電池を使用して効果的に節電する方法を、記載していきます。

  • ・消費電力の大きい家電のピンポイントな使用
  • ・在宅勤務の際のパソコンなどの電源に使用する

消費電力の大きい家電のピンポイントな使用

蓄電池は使用できる容量が決まっているため、常時使用し続ける冷蔵庫やエアコンなどへの使用より、ドライヤーやスマホの充電などのピンポイントな充電に適していると言えます。他にもスマホの充電やアイロンがけなど、短時間使用する電化製品への利用に適しています。

在宅勤務の際のパソコンなどの電源に使用する

在宅勤務時のパソコンの電源に使用すると決めておくことで、蓄電池をピンポイントに使用することにつながり、さらに在宅勤務にどのぐらい電気を使用しているかが把握でき、防災の時の参考にもなります。

節電効果の大きい電化製品

蓄電池を使用するのに最適な電化製品は、短時間で大きな消費電力が必要な家電だと言えます。今回は、蓄電池を使用するのに最適で、節電効果の高い電化製品を紹介します。

まず節電効果の高いものとして以下の製品が挙げられます。

  • ・ドライヤー
  • ・ホットプレート
  • ・電気ケトル

ドライヤー

ドライヤーは短時間で大きい電力を消費しますので、蓄電池を使用するのに最適な電化製品です。ドライヤーを主に使用したい場合は、大きい定格出力の蓄電池を選びましょう。ドライヤーの消費電力の目安は、製品によって異なりますが、600W~1200Wです。蓄電池の定格出力はこれ以上のものを選ばないといけません。

ホットプレート

ホットプレートもドライヤーと同じくらい消費電力の大きい製品です。ホットプレートの消費電力の目安は、1200~1400Wです。したがって、これ以上の定格出力を持ち、さらに使用時間に耐えられる蓄電池を選ばないといけません。ホットプレートはとても消費電力が大きいので、どの程度の時間使用するのか事前に考慮すると、必要な定格出力をより具体的にイメージできるので、おすすめです。

電気ケトル

比較的短時間でお湯を沸かすことができる電気ケトルも短時間で大きい電力を消費する製品です。消費電力の目安として、1300Wの製品が多いことを知っておきましょう。
電気ケトルは、自宅でもよく使用する製品ですが、アウトドアや災害の時も料理を作る際に非常に活躍する製品です。消費電力はかなり大きいですが、保温ポットのように常時使用するわけではなく、お湯を沸かすまでの短時間の使用で済みますので、容量がそれほど大きくない蓄電池でも給電をすることが可能です。

消費電力の小さい家電製品を使用すれば、防災用の蓄電池としても問題なく使用可能

消費電力の小さい電化製品に蓄電池を使用することは、充電残量を多く残すことになりますので、そのまま防災としても使用可能です。防災として購入した蓄電池を普段使いしたい場合は、消費電力の小さい電化製品の充電などに使用することもおすすめです。

消費電力の小さい電化製品としては以下のものがあります。

  • ・コードレスハンディクリーナー
  • ・口腔洗浄器

などの小物家電の充電は、消費電力が小さく済みます。家の中の小さなホコリなど、細かい汚れに使用するハンディクリーナーは、使用頻度も多いですが、比較的消費電力が少なく済みます。他にも、歯ブラシでは届かない部分の歯の汚れを水流で吹き飛ばす口腔洗浄器は、便利な上に消費電力も非常に小さいです。
蓄電池の防災としての充電残量を残しておきたい場合は、このような小物家電へ使用することをおすすめします。

まとめ

以上、蓄電池で可能な節電対策について記載していきました。モバイルソーラーパネルなどと一緒に使用することで、これからの電気料金の値上げに対応するため、節電をすることが可能になります。蓄電池は、容量が限られているので、短時間使用する消費電力の大きい家電に使用することもおすすめですし、防災として使用する容量を残しておきたい場合は、比較的消費電力の小さい小物家電に使用するのが最適です。蓄電池を節電対策として使用することで、生活をより豊かで便利にすることが出来ます。

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